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1939. 新しい観光地 [ニュースより]

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                     山梨県小菅村 (小菅村のホームページより)

 9月26日のNHKのクローズアップ現代「日本人が知らないニッポンの名所」は、目からウロコの良い番組でした。私は退職したら仙台市の観光ガイドをしようと思っているので、興味津々で見ました。今、地方都市にやって来る外国人観光客が増えているそうです。1月のニューヨーク・タイムズで「今年行くべき世界の52か所」の2番目は、盛岡市でした。

 外国人が日本の観光に求めているのは、
①オリエンタル(神社仏閣・古民家)、
②デリシャス(ラーメン・居酒屋・屋台)
③ネイチャー(自然・里山)
④リアル(日々の暮らし・地元の人)
⑤クール(歌舞伎町・秋葉原・アニメ)
の五つだそうです。

 山梨県小菅村は人口700人の小さな山村ですが、空き家が多くて困っていました。そこで築150年の家を古民家ホテルに改装し、「村まるごとホテル」のコンセプトで、村人がスタッフとなって観光客をもてなしました。食事は地元産の食材を使い、ホテルは客室、山道は廊下、道の駅は土産物コーナー、天然温泉は豪華なバスルームとのイメージで運営しています。村人がありのままを伝える散歩ツアーも人気で、今や客の2割が外国人となりました。

 「観光客を呼び込もうと、地域をアミューズメントパーク化してしまうと住民が住み辛くなる。ありのままを体験してもらうのが成功の秘訣。」という事でした。ゲストもホストも無理のない接客が一番なのですね。仙台で使えそうなアイデアもいくつかありました。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 神様は、人間に試練を与えることがお好きなようだ。 (葉っぱ)

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