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1938. スウェーデン人 [地歴公民科]

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                スウェーデン人の祖先のヴァイキング船(フリー画像より)

 関口知宏氏の「鉄道で行く世界の旅」というラジオ番組で、一つ勉強しました。

 彼は、スウェーデンの公園で子供と遊んでいた父親に話を聞きました。スウェーデンでは子供が8歳までに両親合わせて480日間の育児休暇が与えられ、390日間は給料の8割、残りは定額が支給されます。育休取得率は80%を超え、専業主婦率は2%。彼は妻の育児を手伝っているのではなく、子供の親として育休を取っていると言います。収入の半分が税金で消えますが、教育費は大学まで無料で医療費は格安、老後は老人ホームが待っています。子供との同居は4%で、基本的に自分の事は自分で行います。

 人は死ぬと自然に還るという感覚があり、森の中にある墓地では散骨が多いそうです。日本人は死者とのつながりを重視しますが、スウェーデン人は死者は自然に戻るだけだと言います。「自分は自分、人は人」なので、パートナーと言っても支え合うと言うよりは個人主義者同士の同居に近いと言います。関口氏は、人との和のつながりを大切にする日本人と、個人主義の自由を重視するスウェーデン人は、根っこが違うと感じたそうです。

 以前イタリアに旅行した時、陽気に「チャオ」と話しかけてくる人々が多くいましたが、あれは南欧のラテン系の人々だからだそうで、北欧のゲルマン系の人々は人との距離を広くとり寡黙なのが普通だそうです。同じヨーロッパ人でも北と南では大違いという事を知りました。

** 高校生のコトバ **************************

どどいつ : ゴロゴロ寝てる うちの婆ちゃん 文句の口だけ よく動く (ゴンちゃん)

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