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1783. 時間感覚 [雑感・気づき]

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                           七五三 (フリー画像より)

 孫の一人が7歳になり、七五三のお参りに行ってきました。3歳のお参りからアッと言う間の4年間で、時の流れの速さを感じます。しかしこんな私も皆さんと同じ18歳の頃は、72歳なんてはるか先と感じて、「時間は山ほどある」と高をくくっていました。

 この一人の人間が感じる短い時間と長い時間の差を、先日思わぬ形で生徒達に実感してもらいました。それは倫理の授業で行った5分間坐禅です。3分過ぎ頃から、生徒達はいつ終わるか分からない不安を感じ始めます。「長い…」と苦しんでいると、突然終了の合図が聞こえます。この瞬間、「もう5分経ったんだ」という時間の短さも感じます。同じ5分でも、先の見えない5分はとても長く、過ぎ去れば短いのです。もし生徒達が時計を見ながら坐禅をやれば、不安はなくなり時間感覚も正常なはずです。

 人生もこれに似ていると感じます。若者にとって先の見えない未来はとても長く感じますが、何歳であれ過ぎ去った過去は短かく感じます。したがって人生は、何の目標もなく生きれば長く退屈なものになるので、時計を見ながら歩むように節目節目に目標を設定するとよさそうです。

 流れに任せて生きてきた私が皆さんに自戒を込めてアドバイスします。5年ごとに達成すべき目標をあらかじめ立てて生きていくいいですよ。たとえその目標が途中で変わっても、それを成長の証と捉えればいいのですから。

** 高校生のコトバ **************************

狂歌 : 先生に 帰れと言われて 帰ったが 逆に怒られ 永遠ループ  (エンド)

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