1776. パートナーシップ制度 [ニュースより]
昨年の呼びかけが実を結びました。(ウーマンライフ新聞社H.P.より)
11月1日から、性的マイノリティーのカップルを公的に認める「パートナーシップ制度」が東京都で始まります。これをすでに導入している自治体は239、人口比で見ると全国の55.6%を占めています。この制度で病院の手術同意や生命保険の受取りなど、同性カップルの不利益は大きく改善されます。しかし同性婚禁止違憲訴訟では、札幌地裁が「違憲」、大阪地裁が「合憲」と、まだ司法判断は分かれています。
朝日新聞に興味深い記事がありました。東京都の大塚隆史さん(74)は20年前に今のパートナーの信二さん(51)と出会い、共同生活を始めました。歳を考え、もしもの時の遺産を残す方法として2013年に養子縁組をしました。希望の持てない同性婚の成立を待つより、確実に家族としての関係が守れる制度の方をとったのです。
都のパートナーシップ制度開始の知らせを聞いた時、養子縁組をした自分達には関係ないと思っていました。現行法は「養子解消後の当事者同士は結婚できない」と定めているからです。ところが、申請の説明文の中に、「養子縁組を結んだカップルでも認める」とわざわざ記されていたのです。悩みながら養子の道を選んだ自分達のような存在を東京都が認識していると、一筋の光を感じました。今月14日、二人は申請しました。
人権意識は徐々に高まってきています。LGBTQと呼ばれる人々の権利が公に認められるのも、そう遠くない気がします。
** 高校生のコトバ ***************************
川柳 : やる事が 多い時ほど やる気出ず (あ)
11月1日から、性的マイノリティーのカップルを公的に認める「パートナーシップ制度」が東京都で始まります。これをすでに導入している自治体は239、人口比で見ると全国の55.6%を占めています。この制度で病院の手術同意や生命保険の受取りなど、同性カップルの不利益は大きく改善されます。しかし同性婚禁止違憲訴訟では、札幌地裁が「違憲」、大阪地裁が「合憲」と、まだ司法判断は分かれています。
朝日新聞に興味深い記事がありました。東京都の大塚隆史さん(74)は20年前に今のパートナーの信二さん(51)と出会い、共同生活を始めました。歳を考え、もしもの時の遺産を残す方法として2013年に養子縁組をしました。希望の持てない同性婚の成立を待つより、確実に家族としての関係が守れる制度の方をとったのです。
都のパートナーシップ制度開始の知らせを聞いた時、養子縁組をした自分達には関係ないと思っていました。現行法は「養子解消後の当事者同士は結婚できない」と定めているからです。ところが、申請の説明文の中に、「養子縁組を結んだカップルでも認める」とわざわざ記されていたのです。悩みながら養子の道を選んだ自分達のような存在を東京都が認識していると、一筋の光を感じました。今月14日、二人は申請しました。
人権意識は徐々に高まってきています。LGBTQと呼ばれる人々の権利が公に認められるのも、そう遠くない気がします。
** 高校生のコトバ ***************************
川柳 : やる事が 多い時ほど やる気出ず (あ)