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1638. 電子データ [雑感・気づき]

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               便利な両面コピー機

 私は、倫理や世界史の図録資料本を電子データ化するため、6年前に裁断機と両面コピー機を購入しました。裁断機で背表紙を切り落とし、そのまま両面コピー機にセットすると1ページずつ画像としてパソコンに取り込まれます。

 今年はこれで27年間分の年賀状を画像にし、葉書の方は思い切って捨てました。捨てる前はどこか罪悪感があったのですが、切り込みを入れた瞬間吹っ切れました。はがきは個人情報保護のため三等分し、上中下それぞれ別の箱に入れて日をずらして捨てていきます。

 作業をしていたら、27年前と近年と記憶の中ではあまり差がない事に気づきました。古い記憶ほど印象深く、新しい記憶は年々薄くなっているのです。かつて「私達結婚しました」と仲睦まじい写真を送ってきた生徒同士が、いつの間にか「孫が3人になりました」と私と同じ境遇になっていました。また毎年家族の集合写真を載せてくれる友人の葉書からは、まさにパラパラ漫画を見るように年々ご家族の充実度が増しているのが見て取れます。

 一方、喪中欠礼挨拶の葉書は寂しいもので、特に伴侶を失った方からのものは切なさを禁じえません。歳のせいなんですね。これから皆さんは、Instagramなど直接電子データでのやり取りになるのでしょうが、お正月の挨拶は交わしておくいいですよ。後々良い思い出のきっかけになりますから。それにしても四半世紀はあっと言う間でした。

** 高校生のコトバ **************************

川柳 : お盆中 祖母の涙か 外は雨  (Ciel)


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