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1509. ため息 [雑感・気づき]

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                               榎木 孝明氏 

 ため息をつくと「幸せが逃げる」とよく言われます。ところが医学的には、ため息は交感神経によって高められた体の緊張を、体自身が副交感神経を刺激する事でほぐそうとする働きなので、むしろ「体に良いのだそうです。ただ、ため息はあくまでも体による「対症療法」なので、その原因を取り除かなければ真の解決にはなりません。その意味で、冒頭の言葉は、「ため息をつくだけでは幸せになれない」という意味に受け取るのが正しいそうです。(日経ビジネスネット版より)

 ところでこのため息ですが、これは辺りにいる人々への強いメッセージにもなります。当然ですが、教師がため息をつきながら授業をやったら全員が疲れ、授業は失敗です。生徒達に無用な心配までさせてしまいます。友人や夫婦間でも同じ。音量は小さくても周りに大きな影響を与えます。悩み事がある時、人前ではできるだけ鼻呼吸に努めて問題解決に取り組みましょう。

 ちなみにNHKラジオで、日本の古武術を学んだ榎木孝明氏が、介護の人向けに面白いアドバイスをしていました。それは、老人の体を持ち上げる時、「ありがとう」といった良い言葉を発しながら介助すると、簡単に持ち上がるというものです。実際に彼は講演会場で聴衆同士で体験させています。彼も「小さな言葉にも大きな力がある」と言っています。皆さんも試してみてはどうでしょうか。

※このブログを書き終えた時、「榎木孝明」氏を間違えて「柄本明」氏と書いておりました。早い段階で読まれた皆様にはご迷惑をおかけしました事、深くお詫び申し上げます。


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