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1027. プロの表現 [雑感・気づき]

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                              綿の打ち直し作業のようす

 昨日、冬用掛け布団二枚の打ち直しを頼んだ布団屋さんがやって来て、玄関先で妻に説明をしていました。「布団の綿を全て木綿にすると保温性は高いのですが重くなります。化繊の綿を入れると軽くはなりますが保温性は劣ります。」

 私の布団綿は重い木綿でした。妻から「今回どうする?」と聞かれ、私は「腰痛もあるから、軽い方でいいかなあ…」と答えたところ、彼は「じゃあ旦那さんの方には化繊20%ぐらい入れときますから。これなら温かさもほとんど変わりませんし。」との事。「では、お願いします。」と、私は部屋に戻りました。

 彼が帰った後、妻がやって来て言いました。「化繊を入れたので2000円のプラスですって。」「エッ、サービスじゃないの!」と私は驚きました。ガソリンスタンドなどの「~しときましたから。」は、そのほとんどが無料ですが、まさにその感覚を利用したセリフでした。悪徳商法とまでは言いませんが、言葉と意識の隙を突いた「プロの表現」を感じました。

 悪徳商法のキャッチセールスでは、「このファンデーション、おつけしましょうか?」と聞かれて「はい」と答えると、一度使った化粧品は返品できないので購入せよと迫られます。セールスマンの微妙な表現には気をつけましょう。

※キャッチセールス:駅前や繁華街などの路上で、「アンケートに答えてほしい」などと声を掛け、喫茶店や営業所などに連れて行って高額な商品やサービスを契約させる販売方法。化粧品、エステティックサービスなどが多い。

** 高校生のコトバ **************************

川柳 : かき氷 頭痛めて 腹くだす  (h)

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