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1875. 老人の仕事 [雑感・気づき]

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                     お婆さんに席を譲る人 (フリー画像より)

 今日の河北新報に、74歳の女性の投書が載っていました。

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(概略) 夕暮れにはまだ少し早い時間にバスに乗りました。皆さんシートに座っており、立っていたのはスマートフォンに夢中の3人の女子高校生と、部活動でへとへとそうな男子高校生だけでした。シニア優先席にはおじいさんが一人で座っていました。突然、おじいさんが言いました。

「そこの少年!疲れているのだからここにきて座れ。他に該当する客がいない時は、君が座ってもいいんだ。」
「え、でも…」
「いいから座れ!」
 おじいさんの強い調子の言葉に、男子高校生は素直におじいさんの隣に座りました。
 それから5分後。あらっ!高校生はおじいさんに寄りかかって爆睡していたのです。うわ~、いい~。マスクの下で(ウフッ、ククッ)と笑顔になったのは、きっと私一人ではありませんよね。心の中でおじいさんと高校生に拍手喝采です。
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 優先席は専用席ではないので、空いてる車内なら誰でも座れるはずです。しかし、若い人が座るには抵抗があります。だからお年寄りには、このおじいさんのような声を上げる勇気を持ってもらいたいと思います。また、一般席を譲ってくれた人には、是非「ありがとうございます」と、応えて欲しいのです。お年寄りも甘える事なく相応の責任を負ってこそ、誰もが住みよい高齢社会になると考えます。


 こんなきつい文章、若い人は書きにくいですよね。だからこれは年寄りの私の仕事だと思っています。


** 高校生のコトバ **************************

名言 : 「ばれるかばれないか」じゃなくて、「自分の心が許すか許さないか」。  (さくしー)

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