1413. 孫 [雑感・気づき]
ファンタ2リットル瓶
孫二人を連れて妻と近くのスーパーに行きました。兄は小一、妹は三歳。はしゃぎながら妻の買い物につき合った二人は、カード入りのグミのお菓子の前で選び始めました。気づくと妹はファンタの小さなボトルも一本抱えていて、「両方欲しい」と言います。
兄が「二つはダメ、一人一つだよっ」と強く言っても聞きません。妻が「大きいファンタ買ったから、これをみんなで飲もう。お利口さんだよね。」と、2リットル瓶を見せて戻させようとしましたが、だめです。本人の顔がだんだん硬直してきました。
孫二人を連れて妻と近くのスーパーに行きました。兄は小一、妹は三歳。はしゃぎながら妻の買い物につき合った二人は、カード入りのグミのお菓子の前で選び始めました。気づくと妹はファンタの小さなボトルも一本抱えていて、「両方欲しい」と言います。
兄が「二つはダメ、一人一つだよっ」と強く言っても聞きません。妻が「大きいファンタ買ったから、これをみんなで飲もう。お利口さんだよね。」と、2リットル瓶を見せて戻させようとしましたが、だめです。本人の顔がだんだん硬直してきました。
そこで私が、「じゃあ、お菓子の方を戻しなさい。」と事務的に言うと渋々歩き始めましたが、やがて遠くから大きな泣き声が聞こえてきました。妻が駆けつけると、ファンタの大型陳列庫の前で扉が開けられず、そして何もかもが悔しくて大泣きしていたのです。
ファンタを戻して一件落着したのですが、この一連の流れの間の兄の表情が何ともいじらしいものでした。妹のわがままは十分わかっているのですが、自分の力では指導できません。おばあちゃんの説得に望みをつないだものの奏功せず、最後におじいちゃんがどう出るかハラハラして見ていたのです。妹思いのその気持ちは、こちらにひしひしと伝わってきました。
帰り道は、私達のはるか前方を二人で転がるようにはしゃいで帰宅していました。私の心も洗われました。
** 高校生のコトバ **************************
川柳 : ナルシスト こいつは絶対 伸びがない (You're壁)