964. 頑張りどころ [ニュースより]
「フードバンク山梨」の活動内容
生活困窮世帯に食糧支援を行っている「フードバンク山梨」というNPO法人が、対象世帯にアンケート調査を行いました。貧しくても「食糧支援を申請する事にためらいがある」と答えた世帯が6割を超えたそうです。「日本では、困難でも頑張る姿が称賛される」と立教大の湯沢直美教授が述べています。そして「頑張りばかりを讃える社会は、自己責任論の強化に結びつく」と警告します。
生活困窮世帯に食糧支援を行っている「フードバンク山梨」というNPO法人が、対象世帯にアンケート調査を行いました。貧しくても「食糧支援を申請する事にためらいがある」と答えた世帯が6割を超えたそうです。「日本では、困難でも頑張る姿が称賛される」と立教大の湯沢直美教授が述べています。そして「頑張りばかりを讃える社会は、自己責任論の強化に結びつく」と警告します。
昔学校は、成績の悪い生徒の保護者を呼び出して、家庭の協力を求めたりしたものです。しかし保護者の皆さんも困っていました。私は、低得点の責任の一端は教員側にもあると思っています。生徒が分かるポイントを見つけられない点です。またスローラーナーと呼ばれる生徒達は、他の生徒より理解するのに時間がかかります。だから時間が足りず試験で点数が取れないのです。ここにも今後の指導や評価の工夫が求められます。
子供に「何もかも一番をめざしてがんばれ」は、無意味な注文です。誰もが百mを10秒台で走れるわけではありません。走れなくても歌のうまさで社会貢献はできます。だから今の皆さんは、自分の得意分野を見つけるために、様々な分野に頑張って挑戦してみて下さい。
** 高校生のコトバ **************************
名言 : 親は子供の事を考えすぎて、子供の心を見失う。 (くましゅう)