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658. 本音とタテマエ [教育の話題]

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                                 おすぎとピーコのお二人

 「オシャレって、ちょっと我慢が必要なのよネ。」おすぎとピーコのピーコ氏が言っていました。これは、高いヒールの靴を履いた女性に「自分をカッコよく見せたいと思ったら、辛くても膝は意識的に伸ばしなさい」と言った後の言葉です。「カッコよく見せるためには本音を抑える」という辛い場面、ファッション以外でも結構あると思いませんか?

 青年期になると、自分に求められる価値観と自分の価値観の乖離に気づき、やがてそれはタテマエと本音の葛藤へと進みます。私も高校時代嫌いな先生が一人いて、その前でいい子でいるか、悪態ついて本音を出すか悩みました。結局自分に自信がないので反抗できませんでした。一方、うっとうしく感じていた親との会話は、一日一回、夕食時の「ご飯だよ。」「あー」だけでした。先生の前ではタテマエ、親の前では本音と無意識に使い分けていた気がします。自己弁護するわけではありませんが、この使い分けがきちんと出来るようになった人が「大人」なんだと思います。

 今の私は本音とタテマエの葛藤が大分薄らぎ、楽になってきました。忍耐力が衰えたため、我慢をする前に「こんな私でスミマセン」と開き直ってしまうからです。たぶん皆さんも67歳頃には今よりずっと気楽になっていると思いますよ。 (^^)/

** 高校生のコトバ **************************

ヤバイと言っていられる間は、たいしてヤバくない。(LUNA)

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