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956. 解釈 [教育の話題]

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                                  センター試験過去問問題集 (赤本)

 「人生は道路のようなものだ。 一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。 ( フランシス・ベーコン ) 」 皆さんはこの格言をどう解釈しますか?

 この格言は、「人生では楽をしようとせず、地道に歩む事が成功につながる」と受け取れます。ここ6年間、私は朝7時50分から30分間、「早朝学習会」を開いています。やる気ある生徒相手なので、全く疲れません。生徒達は教科書を最後まで学習し、次に「総まとめ問題集」でもう一度始めから知識の整理をします。その後、センター対策の問題集(赤本)を10年分解きます。このやり方は、一見まどろっこしく感じますが、12月に入ってから積み重ねた知識が花開き、面白いように成績が伸びます。2020年からの新しい大学入学共通テストにどこまで通用するかはまだ分かりませんが、「学問に王道なし」の原則は不動です。

 ところで、私はこの格言にもう一つの意味も感じています。それは、「人の嫌がる悪路に挑戦した人が、最も早く成功にたどり着く」というものです。この二つの解釈は一見矛盾するようですが、前者は「勉強の方法」に、後者は「人生の目的」に当てはめれば、どちらも真理として両立する気がします。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 良いことは見つかりにくく、悪いことは見つかりやすい。  (M.M.)

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