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730. 政治と力 [地歴公民科]

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                  独裁者アドルフ・ヒトラー総統

「全ての国家や国王は暴力によって成立した」という話を聞いた事があります。あの穏やかな天皇陛下のご先祖も、さかのぼれば軍事クーデターで蘇我入鹿を殺した天智天皇です。今回は「力」を用いない政治ができないかを、考えてみます。

 まず私は、自分が暴力の一切ない天国のような社会で生きる場合を想定してみました。たとえそんな世界があったとしても、人間には過失や誤解がつきものです。だから裁判所は必要です。さらに裁判で負けても判決に納得しない人がごねたら、警察が必要になります。こう考えていくと、警察・軍隊・刑務所といった強力な「強制力」は、私が安心して生活するために必要な国家の装置だと気づきました。私達国民の課題は、どうやってその装置を独裁者に占有させないか、にあります。

 またこの「強制力」は、国民に悪い心を起こさせない抑止力にもなっています。子供のしつけも、たたくより「父さんが怒ったら大変な目に遭うゾ」と感じ取らせる事が大事です。

** 高校生のコトバ **************************

狂歌 : 大会で 隣にいる人 強そうで 妙に強がる 弱気な自分  (カズ)


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