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339. カブトガニ [教育の話題]

川柳 : 外見も 頭の中身も 母ゆずり  (コドモZ)

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カブトガニ
 ラジオで、 プロスキーヤーの三浦豪太さんが、 中学時代に米国に留学した時の事を話していました。

 ある早朝、 暗闇の中で彼はランニングをしました。 電柱のライトの色と数を覚えながら走りましたが、 夜が明けたらライトが全て消えて、 道に迷ってしまいました。 そして彼は湿地帯に入り込み、 膝まで沈んで足を引き抜く事ができなくなりました。 やがて完全に身動きが取れなくなり、 パニックに陥りかけましたが、 その時目の前を一匹のカブトガニがスイと横切りました。

 「なぜカブトガニは沈まないのか?」 と考えたら、 「体重を支える表面積が大きいからだ」 と気づきました。 そこでジャンパーを地面に広げ、 その上にゆっくりと腹ばいになり、 少しずつ元の道の方に戻って窮地を脱したそうです。 彼は、 カブトガニのお陰で発想の転換ができ、 生還できたと言います。

 この話、 人間どんな窮地に陥っても諦めずに辺りを分析していけば、 必ず脱出のヒントは見つかる、 と教えてくれてると私は受け取りました。


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