611. アレクサンドロス大王 [地歴公民科]
アレクサンドロス大王
アレクサンドロス大王
BC4世紀に大帝国を築いたアレクサンドロス大王。彼の「欲」に関する面白い逸話が残っています。
22歳のアレクサンドロスが東方遠征に出かける直前、彼は仲間の貴族達を呼んで出陣式の宴会を開きました。会は盛り上がり、酔ったアレクサンドロスは、森や領地など自分の財産をどんどん仲間に分け与えます。すると彼自身の持ち分がなくなってしまいました。ペルディッカスという貴族が彼に尋ねました。「王よ、あなたには何も残らないのではないですか?」彼は答えました。「私には希望がある。」
ギリシアに、樽の中で裸で暮らすディオゲネスという賢者がいました。ある日、アレクサンドロスは日なたぼっこをしていた彼を訪ね、「望むものがあれば全て叶える」と言いました。すると彼は「日陰になるから、そこをどいてくれ。」と言いました。アレクサンドロスは、「もし私がアレクサンドロスでなかったら、私はディオゲネスになりたい」と語ったそうです。
** 高校生のコトバ **************************
名言 : 携帯が鳴らないと淋しいが、なったらなったで返信面倒。 (人間万歳)