486. 体験談 [宗教的感覚]
狂歌 : おばあちゃん そんなにいいか こんな孫 来て欲しいなら いつでも行くよ (豆)
-----------------------------------------------------------
体験談
ある大学の女性教授が顔の皮膚ガンにかかりました。 手術は成功しましたが、 彼女の顔は醜くつっぱってしまいました。 ショックで彼女は職場に戻る気力がなくなってしまいました。 ご主人の温かい励ましを得て、 彼女は勇気を振り絞って教壇に戻りました。 あまりの変わりように学生達は数分間顔を上げられませんでした。 しかしやがて、 顔を見る事ができるようになりました。 講義の最後に、 教授は 「皆さん、 ありがとう。」 とおっしゃいました。 学生達は教授から勇気を見せてもらいました。 教授も学生も苦しみましたが、 どちらも最後に大きな安らぎを得ました。
これは、 先日勤務校のシスターが全校生徒に話されたお話です。 苦しんでいる人を救うのは、 他人の温かい理解と感じました。 終了後、 私は彼女に 「どうやってこのような良いお話を手に入れられるのですか?」 と尋ねてみました。 すると彼女は、 「この時の学生の一人が私だったのです。」 とおっしゃいました。 体験談はインパクトが強いですね。