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485. 研修会から [教育の話題]

川柳 : 晴天が やけにむなしい 月曜日 (M)

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研修会から
 「主権者教育のための指導力向上セミナーin仙台」 という研修会に参加してきました。 来年から高校生3年生の一部が投票できる事にともない、 高校で 「どこまで政治教育ができるか」 を学ぶためです。

 メインイベントは、 文部科学省の教科調査官の基調講演。 ところが、 「私の立場上、 お話ししたくてもできない事がある事をご理解下さい。」 という 「お断り」 が最初に入り、 「教員は政治的中立を厳守せよ」 という事以外は歯がゆい話が続きました。 そこで質問の時間に尋ねてみました。
 「高校生が学校外で政治活動をする事について、 学校は何らかの指導をした方がいいのですか、 それともしなくてもいいのですか?」
回答は 「それについては、 間もなく出る文科省の指針をご覧下さい。」 でした。 世の中、 立場が上の人程ものが言えなくなるんですね。

 いずれにしても、 学校内で教員が 「戦争反対」 と言っただけで政治的中立に反すると言われるような世の中にだけは絶対にしてはならないと強く感じました。


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