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1919. 子育てのコツ [教育の話題]

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               こんな感じで女性講師が話してくれました。(フリー画像より)

 研修会でいいお話が聞けたので、ご紹介します。どうしたら子供の思いやりや主体性が育つかというテーマでした。

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 私達はともすると子供達に「だめ」「~しなさい」といった声掛けをしがちだが、これだと子供の主体性は育たない。この言葉の主語は「あなたは」であって、実は相手を否定している事なのだ。この主語を「私は」に置き換え、正直に自分の気持ちを伝えると子供達は自分で考えるようになる。

 生協の集会で、4~5歳位の子供達が電車ごっこを始めた。間もなく一人のお婆さんが、
「お前さん達が走ると、婆ちゃん話聞こえなくて困っちゃう」
と語った。すると子供達は遊びを止めた。子供は自分がやっている事が他人の邪魔になっている事に気づけない。気づかせるには、
「走られると(行動)、聞こえなくなって(影響)、私が辛い(感情)」
の三つを伝えれば、どんな子でも気持ちは通じる。

 老いた女性教師が話してくれた。5歳の時、年の離れたお兄ちゃんが徴兵先で戦死し、母親は仏壇の前でいつまでも泣き続けていた。慰めるつもりで、「私が立派な兵隊になってアメリカ兵を殺す」と言ったら、「何て事を言う!」と強く叱られた。「アメリカ兵にも母親がいる」と。私は理解できなかった。やがて結婚して子供を持って初めて母の気持ちが分かった。「わが子が死んでいいと思う親なんて一人もいない」と。
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 先生は、
「弱さも含めた正直な気持ちを伝えられると、人は心動かされ、主体的に動く気になる」
と、おっしゃいます。納得です。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : テスト中思い出せない答は、テストが終わった直後に思い出すことが多い。  (Y.S.)

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