SSブログ

1799. チームプレー [学校生活から]

01.jpg
                       日ハム引退会見の時の田中賢介選手

 「ミスをすると日本では『ドンマイ!』、欧米では『ナイス、トライ!』と認めてくれる。」
 これは日ハムの田中賢介投手の言葉です。これを教室の黒板に『今日の名言』として書いたところ、生徒達は「オー」と言って喜びました。

 「ドンマイ」も「ナイス、トライ」も失敗した相手をいたわる優しさから出ていますが、そこに「慰め」と「励まし」の違いを感じます。「ドンマイ!」には「気にするな、二度と同じ間違いをしなければいいさ」という第三者的な視点を感じますが、「ナイス、トライ!」の方は「その勢いで何度でも挑戦していけ」とその積極性を褒める身内意識が感じられます。

 失敗の種類にもよりますが、この姿勢の違いは、チームプレーのゲームの中ではとても大きな差を生み出します。「ナイス、トライ」と互いの失敗を肯定的に認めるチームであれば、選手は委縮せずにプレーできます。メンバーたった二人のテニスでも、互いに励まし合うペアは上位に昇っていきます。そんなペアは練習量をしっかりこなした固い信頼関係が築けています。

 3年生のクラスづくりも同じです。受験勉強は団体プレーです。互いの頑張りを認め合い、身内意識で励まし合えてこそ継続的な学習ができ、合格率も高まります。頑張る姿を確認する一助に、私は年度当初に一人一人が年間の目標(進学先ではなく、毎日の生活目標)を「公約発表」する事をお勧めしています。皆さんの進路目標の達成を祈っています。

** 高校生のコトバ ***************************

名言 : 気にくわない奴を排除し、歓喜したところでお前の内心は晴れない。 (M.Oi)

nice!(77)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

nice! 77

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

1798. 占い1800. プロ根性 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。