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1763. LGBTQ [ニュースより]

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            LBGTQのシンボル「虹のリボン」

 読売新聞に『先生の相談室』というコーナーがあり、「自分が性同一性障害ではないかと悩む男子生徒にどう接したらいいか」という担任教師の質問が載っていました。実はこの生徒はスクールカウンセラーに「誰にも言って欲しくない」と希望しています。ここでの問題は二つあります。口止めされている事を知りつつ指導する難しさと、LGBTQと悩む生徒への適切な対応です。

 前者については、当人にとって何がベストかを見極める力が必要です。例えば、「親には言わないで」と言われて話された時です。生徒との信頼関係を崩さない事は大切ですが、内容によっては親の協力を得なければならない場合もあります。そんな時は、伝えざるを得ない事をきちんと話し親にも伝えます。しかし今回のケースでは、担任は知らない事にして接した方がいいと感じます。

 後者の指導は、「今は米国大統領報道官が、自分が黒人女性で同性愛者である事を堂々と公言する時代になった」といった事をクラスでさりげなく話すのがいいと感じます。記事では、「定期的に話を聞く機会を持ち、心の変化を見守ればいい」とありました。さらに制度や施設を見直し、教職員の研修を重ねる必要性も説いています。

 私は性同一性障害という名称が良くないと感じます。治療が必要な場合もありますが、社会の認知度を高める事で当人のコンプレックスを消す事も出来ると思うからです。その意味でLGBTQという言葉の方は明るくていいですね。

** 高校生のコトバ ***************************

名言 : 運はポイントカード。貯めなきゃ使えない。  (河合津)

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