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1744. 不思議 [雑感・気づき]

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             不思議 (フリー画像より)

 私は「不思議」が大好きです。2014年に放送されたNHKの「秘められた未知のパワー ~超能力~」は、大変興味深い番組でした。不思議な現象を、脳科学や統計科学を駆使して解明しようとしている人々が報じられたのですが、私が注目したのはテレパシーについての話でした。

 ノエティック科学研究所のディーン・レイディシ博士は、乱数発生器を使って人間の意識が具体的なモノに影響を与える実験を行いました。乱数発生器とは量子を用いて0と1の組み合わせの乱数を発生させる装置です。これを米国ネバダ州での7万人の火祭りで作動させました。12mの巨大な人形が燃やされるクライマックスで、装置は「確率230万分の1」という大きな片寄りを示しました。

 その後、プリンストン大学のロジャー・ネルソン博士は、この装置を世界50か国に設置し、実験を拡大しました。すると2001年の同時多発テロの発生から数日間、世界中の乱数発生器は正常値を大きく外れました。博士らは、この現象の解明には量子論が関わると言います。量子は一回ぶつかり合うと「量子もつれ」と言う互いに影響し合う関係になり、それはいくら距離が離れても変化しないのだそうです。意識がこの量子に何らかの影響を与えるとすれば、たとえ距離があっても意識同士がつながる可能性は高いと言います。

 徐々に解明されていく「不思議」な現象、この感覚もまた心地良いものですね。

** 高校生のコトバ **************************

狂歌 :ボランティア 計画多く 遊びたい やる前後悔 やって満足  (クリア系女子)

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Rifle

量子力学は大学で一寸かじっただけなので説明はできないんですがA(^^;)、テレパシーは量子テレポーテーションの一種という研究もなされているようです。

by Rifle (2022-08-30 00:07) 

サボテン

Rifle様、
 私は量子論については全くの素人ですが、二つの量子間に生じた振動が距離を問わずに続いていくという部分に大変興味があります。人間の体感する1kmや100kmといった距離は、超ミクロで超マクロな世界に存在する量子にとっては取るに足らない近さなんでしょうね。こう考えると、1万光年といった距離も量子にとってはすぐ隣なのかもしれないという気になってきました。これがテレパシーの核心的理論になるかもしれませんね。ちなみに私が今稽古している気功もその理論はまだまだ分かっていません。
 コメントありがとうございました。
by サボテン (2022-08-30 19:40) 

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