SSブログ

1584. 驚き [宗教的感覚]

honthorst.jpg
                            イエスの誕生

 今日、新約聖書の中にイエス誕生の描写が全く違う箇所がある事を初めて知りました。

 一つは2ページ目の「マタイによる福音書第2章」。
 イエスがベツレヘムで生まれた時、新しいユダヤ人の王の誕生という噂を聞いたヘロデ王は東方から学者を呼び寄せ、彼らにその子を探すよう命じた。博士達は特別な星の動きでイエスの生誕場所に導かれた。彼らはイエスを拝んだが、夢で「ヘロデの所に帰るな」というお告げがあったので別路で自国に帰った。イエス一家にも「エジプトに逃げよ」というお告げがあり、彼らもそうした。怒ったヘロデ王は、そこの2歳以下の男児を皆殺しにした。

 もう一つは85ページの「ルカによる福音書第2章」。
 イエスがベツレヘムで生まれた時、野宿の羊飼い達の前に主のみ使いが現れ、「今日救い主がお生まれになった。あなた方は幼子が飼い葉おけの中で寝ているのを見るだろう。」と言い、「地上に平和があるように。」と神を賛美した。イエスを探し当てた羊飼い達は自分達が告げられた事を話したが、人々は不思議がった。羊飼い達は全てが自分達に話された通りだったので神をあがめ、賛美しながら帰っていった。

 前者の立会人は教養高い博士達、後者では身分の低い羊飼い達。幼子イエスの周辺は、前者が「緊張と残酷」なのに対して、後者は実に「のどか」。色々解釈が可能です。キリスト教が様々な教派に分かれている理由の一つを見た思いがしました。

** 高校生のコトバ **************************

川柳 : 親孝行 言葉の裏に 下心  (ふるさとまつり)

画面の崩れを直したので作り直しました。niceを押して下さった皆様、消えてしまい申し訳ありません。

nice!(71)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

nice! 71

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

1583. 世論調査1585. 可能性 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。