1566. ブーム [雑感・気づき]
最近、近所のコンビニ跡の空き店舗や自動車販売会社が撤退した跡地などに、きれいなコインランドリーが開店しています。超高齢社会の今、コインランドリー経営が資産運用の一つの手段となっている事を知りました。
私もちょっと色気を出して調べてみました。この経営のメリットは、共稼ぎ世帯が増えているので利用者が増えている事、昼夜を問わず稼働し人件費もかからない事、設置は業者に任せられるので楽な事などです。デメリットは、自宅を改装しても最低2500万円の初期費用がかかる事、せっかく開店しても近くに最新の機器を導入した店ができれば客足が遠のく事、天候によって収益に差が出る事などです。さらに交通量の多い道路に面した駐車場の確保できる土地や、糸くず・綿ぼこりなどが出るので常に清潔に保つ労働力が必要な事などの条件があり、我ら夫婦にはできそうもないと分かりました。
パソコン同様、最新のものを購入してもすぐに付加価値の高い機種が出てくる時代、この経営で老後を支えるのは難しそうです。昔インベーダーゲームがブームの時、無理な設備投資で大損した友人を思い出しました。ブームの時こそ、冷静な判断が必要です。
** 高校生のコトバ **************************
** 高校生のコトバ **************************
名言 : 自転車の男子高校生は、信号待ちの時何かしらポーズをとっている。 (ミネストローネ木村)
日本では昔、安全と水はタダで手に入ると考えている人が多かったとはよく言われることですが、それと近いことが今でも続いていると思っています。
精神の弛緩がそうさせているのではないかと考えています。
こうした老後の資産運用とか儲け話などによく考えもせず乗ってしまって、安心していたら、あとで騙されたり大損したと言って、大騒ぎするのと同様で、一度決断して終わりではなく、深く考えて行動し、変化に常に気を配らなければ、何れ破綻するのは目に見えています。
日本人に一番足りないのは警戒心です。
by U3 (2021-09-12 08:58)
U3様、
その通りだと思います。警戒せずとも生きていける社会は最後に幸せを呼ぶのか不幸を呼ぶのか、簡単には結論の出せない問題ですね。
何か日本全体が「いい事先に来い」の風潮に満ちていて、後々苦労を背負い込む事を深くイメージしていない気がします。「苦労の先に待つ幸せ」といった感覚もどこかで教えるべきだと感じています。
コメントありがとうございました。
by サボテン (2021-09-12 14:18)