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1436. スキー教室 [思い出話]

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         久しぶりの大雪にはしゃぐ勤務校の小学生達

 私の通っていた高校は、山形蔵王で2泊3日のスキー教室を開いていました。1年目、ド素人の私と友人K君は初心者クラスで直滑降・斜滑降・ボーゲンなど基本的な滑り方を必死に覚えました。2年目は中級者クラスに入る事が出来、ゆっくり景色も眺める余裕も持てました。ゲレンデは、カラフルなスキーウェアと大きめのゴーグルに身を固めた美男美女で一杯です。顔が見えない世界では、人々は互いに夢を振りまいています。

 ふと気づくと、すぐそばで仙台の某女子高のスキー教室も開かれていました。斜面にハの字に二列に並んで、斜滑降を練習しています。すっかり美男子気取りの私達、顔が見えないのをいい事に、そのど真ん中を直滑降で突っ切る事にしました。私が先頭になって滑り降りると、そこは踏み固められていない新雪状態でした。「そこの〇高生、どけろ!」との男性のどなり声に、後ろを振り向くとK君が女子高生達の真ん中で突っ伏していました。

 さらに転んだ時に眼鏡を落としたらしく、四つん這いで探しています。あわてて私も駆けつけたのですが、眼鏡を見つけた後は二人ですごすごとスキーをかついで降りてきました。顔は見えなくても学校ゼッケンをつけていたので、全てばれていました。ゲレンデは人を惑わせます。気をつけて下さい。今思い出しても恥ずかしい青春の一コマです。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 忘れたい事は、忘れようとするよりも、忙しい自分をつくればいつの間にか忘れている。 (むむ)

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