SSブログ

1437. 性格診断テスト [思い出話]

0000109153_20201006_135931_399878_ORG.jpg
       性格診断テストの一例 (私の受けたものではありません)


 ある県の教員採用試験で私が受けた「性格診断テスト」です。30名程の受験生は、全て放送に従うよう指示されました。

 「ポン、ポン、ポン、ポーン。只今よりテストを始めます。1ページを開き、並んだ二つの語句の内から好きな方にマルをつけて下さい。」
 見ると、「山-海」「緑-赤」「犬-猫」といったペアが並んでいます。すぐ書き終わりました。
 「では、2ページから始めて下さい。時間は45分です。始め!」
 開くと、すごい量の語句が並んでいました。やがて
「ポン、ポン、ポン、ポーン。15分経過しました。20ページの辺りまで進んでいる事と思います。遅れている方はお急ぎ下さい。」
 ドキッ、まだ14ページです。全速力に切り替えました。30分が過ぎ、
「皆さんは40ページの辺りを…」
とスピーカーが煽ります。遅れが取り戻せません。そして終了のベルが鳴りました。数ページが残りました。

 「お疲れ様でした。未記入カ所のある方は、最後まで記入してから提出して下さい。」
周りを見ると、皆一様に「焦って損した」という顔をしています。考える時間を与えずに書かせるテクニックだったんですね。

 でも皆さん、似た試験が出されても決してのんびり取り組まないで下さい。これは、あくまでも私の経験した多くの教員採用試験の中の一つですから。心理テストのテクニックにも色々あるものだと思いました。

** 高校生のコトバ **************************
川柳 : 楽しみだ 大雪予報 休校日 (T.T.)

nice!(59)  コメント(2) 
共通テーマ:学校

nice! 59

コメント 2

ぼんぼちぼちぼち

なるほど、出題意図にもいろいろとあるのでやすね。
仰るとおり、そう言われると焦ってしまいやすよね。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-12-24 16:25) 

サボテン

ぼんぼちぼちぼち様、
 そうなんです。私が今の勤務校でこんなテクニック使ったら、一発で生徒に嫌われるでしょうね。私は、人をいくつかのパターンにはめ込む心理テストや心理学が好きではありません。それより毎回自分を発見していく、芸術活動の方がはるかに生産的だと感じます。
 コメントありがとうございました。
by サボテン (2020-12-24 21:07) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

1436. スキー教室1438. 記者会見 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。