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1179. 映画上映会 [思い出話]

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                                 トムとジェリー

 二人の孫が「トムとジェリー」のDVDを見ています。この漫画はほとんど意味のないドタバタの追っかけっこなのですが、私も60年前には楽しんでいました。内容はともかく、三世代の子供達を楽しませ続けるというのは、たいしたものだと感じます。

 当時は娯楽が少なかったため、年に二・三回開かれる小学校の映画上映会は、子供達の大きな楽しみで、後方には保護者席も設けられました。私の小学校は児童数が1500人以上いたので、上映会は午前と午後の2回に分けて開かれました。ゴザを敷き暗幕を張った講堂は、人いきれとムレた足の臭いで息苦しく、毎回必ず何人かは保健室に運ばれていました。

 映画は、「ニュース」、「トムとジェリー」のような漫画、そして「にあんちゃん」のような文部省推薦作品と続き、それらの間に交通安全教室のような短編がいくつか入っていました。滑稽な場面では全員で大笑いし、悲しい場面ではすすり泣く声が聞こえたものです。恥ずかしいので、男子は涙を必死にこらえていました。

 当時、何より嫌だったのは、教室に戻りまだ余韻に浸っている時、担任の先生から「感想文を原稿用紙一枚に書きなさい」と言われる事でした。たぶん皆さんも、同様の場面では同じ気持ちなんだろうと察しています。

** 高校生のコトバ **************************

どどいつ : 作り笑顔に つい慣れてくる そんな自分が 少し怖い  (Angel of Death)

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