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1161. 他山の石 [教育の話題]

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                                 オセロ磐

 先日4歳の孫が、買ってもらった大きなゲームの箱 (オセロや碁盤などが詰まった箱) を抱えてやって来ました。「おじいちゃん、おれオセロ習ったんだ。やる?」「よ~し、勝負だ」と、受けて立ちましたが、すぐ分かる位の下手さです。「あららっ」と思い、ゆっくり教えながら進めていきました。ところが何と私が勝ってしまったのです。

 「しまったー」と後悔したのですが、大人げない自分への嫌悪感にしばし苛まれました。孫は「もうおしまい」とオセロ盤から離れて行きました。一生懸命さとか真剣さといった美徳も、相手次第では「ムキ」という悪徳になります。そのいい例が今回の私でした。子どもに接する大人は、子どもを喜ばせてやる気を引き出す「役者」であるべきです。皆さんは、どうぞこれを「他山の石」として下さい。

 ところで人を褒めたり叱ったりする時、どんなやり方が効果的かご存じですか?褒める時も叱る時も、相手の想像力に訴えるのが効果的です。「○○先生、お前の事すごく褒めてたぞ (怒ってたぞ)」といった具合に、人を通して間接的に伝えるのです。ただしその前に、生徒達から「褒めてもらいたい」と思われるような人間に自分自身がなっていないと意味ありません。私の課題はまだまだたくさんあり過ぎます。

** 高校生のコトバ *************************

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