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985. 自由 [地歴公民科]

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                  辛い牢獄体験で「自由」を見つけたマ・ティーダさん

 昨日のNHK「心の時代」(1月23日の再放送版)の一部を紹介します。詳しくは記事下のアドレスを開いて読んでみて下さい。

 ミャンマーの女性医師マ・ティーダさんは、1993年にアウン・サン・スーチーさんと民主化運動をしていた時政府軍に逮捕され、27歳から約6年間刑務所に入れられました。起床5時~5時半、朝食は味のないお粥と湯、昼食は御飯と野菜スープ、週一回魚の切り身か卵が出ました。だから食事は家族の差し入れが頼りでした。

 本が読めないので、一日20時間ヴパッサナー瞑想を行い、自分の心を読みました。この瞑想は、心の動きに体が反応する様子を静かに見つめ、自分の内面を観察するものです。そんな彼女に、看守が「君は自由な人だ。我々は公務員。分かってほしい。」と言いました。その時彼女は、気づきました。「看守は身体的には自由だが思想や活動に自由はない。一方私は体に自由はないが、自分の考えを表す自由な意思は持ち続けている。だから『自由』とは私達の『視点』の問題であり、たとえ刑務所にいても私達は自由を選ぶ事ができる。」と。

 彼女は、困難は人に能力を生かす機会を与えてくれるとともに、どんな力を示せるかも求めていると言います。体験に裏打ちされた話は何にも増して強いと感じました。

〇NHK「心の時代 独房で見つめた自由」を文章化したサイト
http://h-kishi.sakura.ne.jp/kokoro-798.htm

〇マ・ティーダさんの講演会での話
http://jfac.jp/culture/features/f-ah-ma-thida/

** 心の時代 **************************

名言 : どうせできないのなら、やってしまえ。 (ぎんちゃん)

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