901. 自己紹介 [思い出話]
新幹線のワゴン
二十年位前の話です。東京から仙台に戻る新幹線の車内で、私は通路側の座席に座っていました。車内は結構混んでいましたが、そこをグイグイ割るように移動販売のワゴンがやってきました。「温かいコーヒーはいかがでしょうか?」、売り子のお嬢さんと目が合いました。すると、「あれッ、先生ですよね。」と、彼女の声がひっくり返りました。「私よ、ワタシ! 覚えてる?」言われてみると、彼女の大声と大きな目には覚えがあります。「ほら、停学一か月喰った〇〇。」とテンションはマックス。こちらが恥ずかしくなり、小さな声で「シーッ、判る、判る。元気?」とトーンを落とさせました。元気の良さは相変わらずでした。しばしのコミュニケーションを終えると、再び美しい声で「お弁当にお茶はいかがでしょうか?」と移動していきました。
二十年位前の話です。東京から仙台に戻る新幹線の車内で、私は通路側の座席に座っていました。車内は結構混んでいましたが、そこをグイグイ割るように移動販売のワゴンがやってきました。「温かいコーヒーはいかがでしょうか?」、売り子のお嬢さんと目が合いました。すると、「あれッ、先生ですよね。」と、彼女の声がひっくり返りました。「私よ、ワタシ! 覚えてる?」言われてみると、彼女の大声と大きな目には覚えがあります。「ほら、停学一か月喰った〇〇。」とテンションはマックス。こちらが恥ずかしくなり、小さな声で「シーッ、判る、判る。元気?」とトーンを落とさせました。元気の良さは相変わらずでした。しばしのコミュニケーションを終えると、再び美しい声で「お弁当にお茶はいかがでしょうか?」と移動していきました。
どこであれ、声をかけられるのは本当に嬉しいものです。しかしこの歳になると、たぶん半分以上の方の名前は失念してると思いますので、彼女程でなくていいですから、軽く苗字だけでも名乗って下さいね。私も古い知人や恩師にはそうしています。
** 高校生のコトバ ****************************
名言 : 面接試験で何を聞かれてどう答えたか、終わった頃には忘れてる。 (F)
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