852. 天使園 その2 [学校生活から]
天使園の中の像
前々回の天使園についての話(No.850)の続きです。お話を聴いていて、私は「どうやってあの子達に『感謝の念』を植え付けるのか?」を知りたくなりました。「親に感謝」が全ての基本ですが、この言い方は親がいない子供や親から捨てられた子供、毎日虐待されてきた子供達には意味を持ちません。世の中には子供への愛情を持てない親も確かにいますから。
前々回の天使園についての話(No.850)の続きです。お話を聴いていて、私は「どうやってあの子達に『感謝の念』を植え付けるのか?」を知りたくなりました。「親に感謝」が全ての基本ですが、この言い方は親がいない子供や親から捨てられた子供、毎日虐待されてきた子供達には意味を持ちません。世の中には子供への愛情を持てない親も確かにいますから。
講演会後、講師の元園長先生にこの点をお聞きしたところ、子供達は普通の家庭というものを知らないのでDVD等で温かい家族の様子を見せ、キリスト教精神で神様に感謝する習慣をしつけているとの事でした。彼らにも生まれてきて良かったと感謝できる日が来る事を心から願っています。
その後、昔の勤務校で天使園から通学していた女生徒がいた事を思い出しました。お小遣いも無く、園では下の子供たちの面倒も見なければならないので、放課後はすぐ下校していました。しかし休日のボランティア活動には積極的に参加し、友人のどんな気持ちも受け止められる優しい子でした。苦労した分、人生のステージはすでに一段上がっていました。
** 高校生のコトバ **************************
川柳 : 応援を してほしいけど 恥ずかしい (A.K.)
コメント 0