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592. 裁判所 [ニュースより]

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                  仙台簡易裁判所 (高裁、地裁と同じ建物です。)

裁判所
 2014年に自殺した仙台市立中学校の生徒の遺族が、市と複数の加害生徒に対していじめに関する民事調停を仙台簡裁に申し立てました。私も何度かいじめの被害者と加害者との間で悩んだ事があります。加害者側は事態を過小に捉えがちですが、被害者側は逆に過大に捉えがちです。真実はたぶんその中間のどこかにあるのでしょう。

 昔日本に「くがたち(盟神探湯) 」という裁判がありました。沸騰した湯に手を入れさせ、火傷をしなかった者が正しいというものです。多分やればどちらも火傷は免れないと思いますが、やましい気持ちを持っている者に訴訟を取り下げさせる効果はあった事と思います。しかしいじめは認識 (感覚) なので、こうはいきません。

 私は、ここに裁判所の存在意義があると感じます。素人の仲裁では納得できない被害者や加害者でも、裁判所の決定となれば従うしかありません。たとえ不満が残っても、「やるだけやったけど、ここまでだった。」とあきらめがつきます。両者に「やり切った感」をもたらす場が裁判所なのではないでしょうか。

河北新報のニュース
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160209_13008.html 

** 高校生のコトバ **************************

川柳 : ケーキ食べ 幸福感と 罪悪感   (コリラックマたん)


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