591. 歴史の必然 [地歴公民科]
ギリシアの重装歩兵
歴史の必然
今日は歴史の必然について書かせて下さい。
総人口の三分の一が奴隷というギリシアのアテネでは、開墾・農作業に奴隷を利用したため、平民層も豊かな経済力を手に入れました。重装歩兵の武具は自前だったので、一式そろえて出陣できるのは当初貴族だけでしたが、やがてそこに平民も加わりました。軍事力を身につけた平民は間もなく貴族と対立します。ソロンの改革 (平民の参政権の部分的解除) などの和解案が示され、アテネでは直接民主制が実現しました。
どの断面を見ても、「そうなるよなあ。」という事ばかりです。しかし時には、ソロンのような勇気ある人の行為で軌道修正もされています。
現代を眺めると、人類が間もなく滅亡するのは必然です。誰一人処理する方法を知らないのに、世界中の原子力発電所は高温で猛毒の放射性廃棄物をひたすら出し続けているのですから。これは子孫への犯罪です。ここで一人一人がソロンになって声を上げませんか。「エネルギーを節約して、原子力発電はすぐに廃止を」と。
** 高校生のコトバ **************************
川柳 : 宿題が 今年はなんだか 終わりそう (おーゆー)
コメント 0