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506. 戦国時代 [地歴公民科]

どどいつ : やっとの思いの 入学式が あれよあれよと 卒業に  (E.I.)

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戦国時代
 戦国時代の常識は、 「守りの甘い領主は悪い」 です。 1585年、 伊達政宗のデビュー戦は二本松市にある大内定綱氏の小手森城攻めでした。 戦闘終了直後に彼は。 「女・童は申すに及ばず犬まで撫で切りさせ、 併せて千四百人を斬殺した。」 と、 敵であり母親の実家でもある最上氏に書き送っています。 周辺に高々と響かせた咆哮だったのでしょう。

 彼は、 父輝宗が二本松城主畠山義継に拉致された際も家臣らに一斉射撃を命じ、 義継もろとも父親も死に至らしめています。 敵であれ身内であれ人命が何とも軽く扱われた時代でした。 しかしそうしなければ、 いつ自分達が殺されるか分からない不幸な時代でもありました。

 こんな政宗も和歌をたしなみ、 書画を愛し、 香や茶を愛でる風流人でありました。 時代の違う人物への評価は何とも難しいものですね。 ところでISの無差別テロは、 せっかくここまで築き上げた平和な世界を、 再びこのような戦国時代に戻しそうで本当に心配です。 知恵を出し合い何としても阻止していきましょう。


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