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505. メルクの決断 [ニュースより]

狂歌 : 学校で 問題起こす 母だった けれど私は そこは似てない   (ブタ)

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メルクの決断
 ノーベル生理学・医学賞に選ばれた大村智教授が発見した駆虫薬 「イベルメクチン」 は、 南米やアフリカ等で20億回以上投与され、 感染者の2割が失明する恐ろしいオンコセルカ症から人々を救ってきました。 その彼を支えたのが米製薬大手メルクです。

 1987年、 同社のロイ・バジェロス最高経営責任者は、 他の経営者や株主からの大変な批判にさらされていました。 それまで家畜用の駆虫剤だった 「イベルメクチン」 を新たに人向けに開発し、 新興国へ無償提供する事を提案したからです。 経済的余裕のない新興国への新薬開発は利益が出ない上、 人体で有害反応が出れば好調な家畜用にも悪影響を及ぼしかねません。 しかし彼はリスクを承知で無償提供を決断しました。 その結果、 コロンビアやエクアドルではオンコセルカ症の撲滅宣言が出されました。 大村博士は私達日本人の誇りですが、 その研究を陰で支えたメルクの存在も忘れてはなりませんね。


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