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1813. 医学とAI [雑感・気づき]

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                                    医療用ロボット「ダビンチ」

 97歳の母が「ボーエン病」になりました。足首の上に潰瘍ができ、それが徐々に大きくなってきたので、近くの皮膚科に行ったところ、この聞いた事の無い病気と分かりました。放っておくと皮膚がんに移行する可能性があるというので、仙台赤十字病院に紹介状を書いてもらい、早速連れて行きました。

 担当は若い女性のお医者さんです。
「この病気は、皮膚移植しか治療法は無いんです。でも、お歳を考えると手術をしたら、その後は寝たきりになってしまいますしねー…。」
と悩んでくれました。そして結論は、
「試しに、日光角化症に効く『ベセルナクリーム』を塗ってみましょう。」
というものでした。2日に1回10時間位塗って洗い流す強い軟膏です。たとえ効かなくても、この病気が10年間でガン化する確率は10%程度なので、年齢を考えたら「ほぼ大丈夫」とのことでした。

 塗り始めて4カ月、何ときれいに治ってきました。びっくりです。という事は、この先生のように試行錯誤でやってうまくいく事例は、全国いたる所であるはずです。医学会で日々認められる国内外の新知識・新技術の量は、相当な数に上る事でしょう。間もなく人間では処理し切れなくなり、AIやロボットが人間を診断し、手術を行い、その後の治療やリハビリの計画まで立てるようになりそうです。そうなると人間の知恵は、AIやロボットをどの分野で活躍させるか、というマネジメントの方向に変わっていくと思われます。


** 高校生のコトバ **************************

川柳 :「今日最後」 ちりも積もれば 山となる だんだん高まる カロリーの山 (610)

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