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1633. のびのび教育 [学校生活から]

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                         世田谷区立桜丘中学校

 東京都の世田谷区立桜丘中学校には、2010年に赴任した西郷孝彦校長先生が考えた10個の「ない」と3つの「生徒心得」があります。

10個の「ない」
 1.校則がない
 2.授業開始と終了のチャイムがない
 3.中間や期末などの定期テストがない
 4.宿題がない
 5.服装・髪型の自由
 6.スマホ・タブレットの持ち込み自由
 7.登校時間の自由
 8.授業中に廊下で学習する自由
 9.授業中に寝る自由
 10.授業を「つまらない」と批判する自由

3つの「生徒心得」
 「礼儀を大切にする」
 「出会いを大切にする」
 「自分を大切にする」

 古希を過ぎた私は、これで職場や夫婦関係を円満にこなせる人間ができるのだろうかと少々心配になるのですが、今のところ好評なようです。

 私は、「人生、嫌でもやらなければならない事が必ずあるのだから、我慢する場面も作ってあげた方がよい」と考える人間です。教育は人の一生を左右する薬のようなものなので、効果や副作用が出るには時間がかかります。慎重に進めねばなりません。

 とは言え、強い信念で自分の理想を実現しようとする西郷校長先生の勇気は心から尊敬します。評価はやがて子供達がしてくれる事でしょう。時代も変わっていきますしね。

世田谷区立桜丘中学校の記事
https://hugkum.sho.jp/100824

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 素晴らしいパートナーというのは、不満のない相手ではなく、不満を伝えられる相手。 (ツボ探し)

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ぼんぼちぼちぼち

服装・髪型の規則のない中学なんて、天国のように羨ましいでやす!
なんで、服装や髪型を規制することに意味があるのか、さっぱり理解が出来やせん。今だに。
だって、学校っていうのは勉強をする場なんだから、本分の勉強さえ出来れば、あとは何やったっていいじゃん。
制服を着ていた時のあっしは、自分を「今は死んでいる自分」と思って、ニコリともせずに淡々と地獄にいる気持ちで学校生活を送ってやした。
そう思い込まないと、ファッション生命のあっしは、精神的に崩壊してやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2022-01-19 12:51) 

サボテン

ぼんぼちぼちぼち様、
 「たら・れば」話ですが、もし今から40年前に西郷校長先生がぼんぼちぼちぼち様の中学校に赴任していたら、さぞかし楽しい学校生活になっていた事でしょうね。私の卒業した高校も制服がありませんでした。でも全員学生服でした。安上がりですから。制服を私服にしても、教員が恐れるような馬鹿な服装をしてくる生徒はいませんでした。だから私も制服に関しては自由で構わないと思っています。しかし授業中に廊下に出る自由や寝る自由となると首をかしげます。これらはきりっとした学習の雰囲気を壊すからです。でも、この考え方自体あくまで私の経験の範囲内なので、老婆心なのかもしれません。
 コメントありがとうございました。
by サボテン (2022-01-20 10:49) 

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