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1589. 差別 [ニュースより]

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                          幸せな結婚 (フリー画像より)

                                 
 昨日の朝日新聞に、兵庫教育大学准教授 永田夏来氏の「眞子さまの結婚から見えたもの」という記事が載っていました。

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 眞子さまは皇室に生まれたため、仕事や恋愛の自由が制限されている。結婚までのプロセスも国民に逐一公開され自由がない。結婚相手も母親の金銭トラブルから髪型の変化まで国民の監視下に置かれている。米国で家庭を築いても「良妻」「賢母」を常に期待される生活が待っている。眞子さまの問題は、日本の女性全般が抱える「イエ」制度の問題の縮図なのである。
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 婚姻の際に夫の姓を選択するケースは、2015年で96%です。この数値を見ても確かに男性優位の社会は依然続いており、是正する必要があります。性別や肌の色など本人に責任の無い所で差別される事は、人道上許されるものではありません。「平等」は憲法14条で細かく念押しされている所です。

 さらに眞子さまのケースでは、まるで戦前に戻ったかのようなマスコミの取り上げ方に大きな問題を感じます。
憲法24条には「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立し」とあります。お二人が互いに良しとされ、秋篠宮殿下もそれを根拠に許可されたものを、なぜ一部マスコミは破談にしたがるのでしょうか。政略結婚に翻弄された歴史上の女性達のようです。新憲法下の私達は、若い二人の幸せを温かい目で見守ってあげようではありませんか。

** 高校生のコトバ **************************

川柳 : 世の中を 白い目で見ちゃ はじまらない  (S.A.)

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コメント 6

Take-Zee

こんにちは!
眞子さま・・本当にかわいそう・・・
そんなにみんなで寄ってたかってバッシングするのは
まさに、いじめです!!!
(怒り)
by Take-Zee (2021-10-22 13:59) 

サボテン

Take-Zee様、
 全く同感です。大衆がいかにマスコミの扇情的な情報に乗せられやすいか、分かるような気がします。これで万々が一、眞子さまが心身に大きな傷を負われたら、誰が責任を取るのでしょうか。一生懸命生きている人を無責任な立場から批判する愚は、絶対に避けるべきです。
 コメントありがとうございました。
by サボテン (2021-10-22 23:28) 

U3

 私は、バッシングを憎み憲法二四条を遵守しますが、だからと言って「温かい目で見守る」という言葉や、それに託けて日本の社会の歪みとこの事とを絡めて、他の問題に言及する論議には与しません。というより、明確に抵抗と疑問とを覚えます。
 なぜなら眞子様の将来が余りにも不透明だから。そしてその主原因は小室家にあり、その説明責任を小室家は一度も果たしていないから。
 それがクリアされない限り、幾ら『両性の合意』があったとしても国民は納得しないのではないかと考えます。それに多くの人が思う様に、マスコミだけを悪者にするのは危険な発想です。なぜなら日本のマスコミとは元々ポピュリズム報道だからです。皆の思っていることを話題にして、視聴率や発行部数を上げる手伝いをしているのは、まさに自分たちだという自覚が足りない気がします。
 それと私の実感からすれば、『皇室の存在は日本国民にとっては特別なもの』だと思われます。それは厳然とした事実であって、<永田夏来準教授の主張にある、「イエ」制度の問題>などとは全く異なる次元の問題です。それを同一視すること自体詭弁であり、人を自説に誘導する不正な主張だと言えると思います。
 よって今回の記事に諸手を挙げて賛成することは出来かねます。
by U3 (2021-10-23 10:15) 

サボテン

U3様、
 言いづらい事をきちんと理論立てて述べて下さった事に敬意を表します。私もバッシングは憎みますし、憲法24条の人間尊重の精神は尊いと思っています。ただU3様と認識を異にする所は、「眞子さまの将来が余りにも不透明だから」小室圭さんとの婚姻には否定的にならざるを得ないという点です。
 例えば、私の娘が好きになった人が家庭内に問題を抱えた人だったとします。私も親として娘に「本当に大丈夫か」と意見はきちんと言います。しかし、それでも娘の結婚への意志が固ければ、私は娘の目を信じたいと思います。どんな人間であろうとその本質は不透明です。たとえ私が強制的に止めたとしても、その結果が吉と出るか凶と出るかは誰にも分かりません。もし凶と出た場合、私は自己嫌悪に苛まれます。したがって結婚のような大きな人生の決断は、最終的には自己判断・自己責任で行うべきと考えます。
 もちろん眞子さまも、皇室の一員という特殊なお立場まで含めて熟慮された上でのご決断でしょうから、私はそれを認めるべきだと考えます。私は眞子さまの「目」を信じます。
 ここはU3様と私との間で認識に違いがあり、おそらく話は平行線のままと思われます。しかし私自身、自分と違うご意見を頂いて気づく事も多々あり、そんな時には自分の成長を感じて嬉しくなります。今回は貴重なご意見をありがとうございました。
by サボテン (2021-10-23 21:07) 

U3

 おはようございます。
 コメント拝見させて頂きました。人は十人十色ですからそれにとやかく言う積もりはありません。
 しかし、サボテンさんが認識を異にするとされた、

>「眞子さまの将来が余りにも不透明だから」小室圭さんとの婚姻には否定的にならざるを得ないという点です。

 というご意見は、逆に認識を誤解なされているので、敢えてご説明申し上げます。私の主眼は眞子様本人の話をしているのではありません。
 小室圭さんとそのお母様の佳代さんの対応の悪さが、『眞子様の将来を不透明にさせている』と言っているのです。ですから眞子様を責めている訳ではありません。
 それはそうです。今回の、本来は祝賀されるべきめでたい結婚に水を差して、疑惑まで生じさせたのは小室家そのものなのですから。そしてその説明責任も一切していない。
 これほど皇室と秋篠宮家と眞子様に不誠実な事があるでしょうか???
 それを不問にして、「温かい目で見守る」などというのは、ある意味無責任だとも言えるのではないか。
 私がもし父親だったら、断固結婚に反対しますよ。子どもの将来に思いを馳せれば尚更です。法律は尊重しますが、良いこと悪いことのケジメをつけてでなければ、私が親なら結婚を認めません。
 こうした、たとえは悪いかもしれませんが、『臭いものには蓋』をする、あるいは『問題を直視しないで目を瞑る』対応は、禍根を残すことと同義です。
 親が子どもに責任を持つとは、子どもの意見を尊重し温かく見守るのと同時に、間違った道に進もうとしている時には、毅然としたした態度で物事の道理と、進むべき方向を指し示す事だと私は思います。子どもより経験を積んでいる親だからこそ、そうすべきだと思います。
 以上です。
 悪しからず。
by U3 (2021-10-24 09:28) 

サボテン

u3様、
 ご主旨、理解いたしました。親が子供の幸せな人生を願う気持ちは、どんな家庭でも同じですね。丁寧なご説明ありがとうございました。
by サボテン (2021-10-24 14:30) 

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