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1559. 祈り [宗教的感覚]

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                                鈴木隆氏

 今日私は、「祈り」について新たな認識を得ました。郡山ザベリオ学園理事長の鈴木隆氏のカトリックについてのご講演を聴いていた時の事です。

 これまで私は、「祈り」は「願い」とは違うと思ってきました。むしろ、「祈り」とは「感謝」の気持ちを神に伝える事だと信じてきました。(No.1371) しかし今日、鈴木氏が語ってくれた「祈り」は、「神は私に何を望んでいるのかを受け取る事」というものでした。そうなんですよね、感謝にしても私のエゴの
範囲を出ていませんから。聴く姿勢が求められて当然です。

 そして、「祈りとは心と心を重ねてその思いを伝える事」ともおっしゃいました。この二つは、祈りという静かな対話の中では矛盾なく交わされるものと感じます。良いお話でした。

 その他、内容のいくつかをご紹介します。
〇「神」と「宗教」は別物。宗教が違うがために対立していた時代に、「へりくだる」事で神を知る営みを伝えたのがイエス。ユダヤ教徒のイエスは対立するサマリア人やローマ人とも交わったが、それゆえユダヤ教徒から嫌われ、十字架刑に処された。
〇私は聖書の全てが真実だとは思わないが、神がいる事は信じている。信じると「対立は和解へ」変わり、その後「うまくいく」からである。神の存在は証明できないので、この立場は一つの賭けである。
〇カトリックは無謬性を主張して人々と対立してきたが、1962~65年の第二バチカン公会議で、他の宗教も認める多様性尊重の姿勢を打ち出した。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 先生に「宿題終わったか?」と聞かれると思い、あせっていたら、「宿題写したか?」と聞かれ図星で困った。
(ジャンボー)

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