1536. 祈り [宗教的感覚]
放送朝礼でシスターが、「貧しく生きる事は、神の働きをよりよく知る事につながる」と話されました。それはとても新鮮に響きました。私達は、自分の生活に満足している時、なかなか人の意見に耳を傾けられません。まして居るかどうか分からない神の声ともなればなおさらです。しかし貧しさや病気、不便、不幸など、苦しい状況に陥ると思わず祈りたくなります。自分の思い通りにならない時こそが、神の働きを感じるチャンスです。私も検診再検など何度かの辛い時期を通して、今は神(大いなる力)の存在を信じられるようになりました。
昔、こんな話を聞いた事があります。ある時、マザー=テレサは一人の金持ちから別荘の寄付を受けました。彼女は早速修道院にするための改修作業に入りました。シャンデリア類や絵画ははずし、きれいな壁紙やじゅうたんも全てはがしてむくのコンクリートにしました。各部屋には簡素なベッドだけを入れたのです。神に祈る場にふさわしい形にするためでした。祈りとは神との対話であり、そこに必要なものは静謐だけだからです。
最後の職場がミッションスクールという「導き」に、私は感謝しています。色々勉強させてもらっています。大変満足しているのですが、今朝の話から「満足してるだけならもはや後退している」事も学びました。
** 高校生のコトバ **************************
川柳 : レッテルは あらゆるものに 貼られてる (花丸公路)
今日の高校生のコトバに、大きく頷きやした。
そう、我々人間も、みな何らかのレッテルを勝手に貼られてるんでやすよね。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-07-10 21:44)
ぼんぼちぼちぼち様、
ホントに人間はレッテルを貼りたがりますよね。中身は常に変わっているのに。ところでレッテルってオランダ語なんですね。私は初めて知りました。しかもつづりはletter、英語で読めば「手紙」です。どこか共通しているのでしょうか?
コメントありがとうございました。
by サボテン (2021-07-11 08:29)