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1533. ツバメ [宗教的感覚]

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                                玄関の上のツバメの巣

 今朝、母をショートステイ=センターに連れて行った時、玄関の軒下にツバメの巣を見つけました。巣の中には白いくちばしのヒナが5~6羽入っていました。どのヒナも「おりこうさん」で、黙って親ツバメの帰りを待っています。

 突然ヒナ達がピーピーと大声で鳴き出したその時、親鳥が戻って来て巣の上方でホバーリングし、口移しで一匹のヒナに餌を与え、あっという間に飛び去っていきました。その静と動の転換があまりにもダイナミックだったので、私は次の回を写真に収めようと車からスマホを持って来て巣の下で待ちました。しかし数分待っても戻る気配が無く、施設の出入りの邪魔になっては申し訳ないので、巣だけ撮って帰りました。久しぶりにツバメ親子の温かい交流を目の当たりにし、しばし感動に浸ってました。

 その時ふと、キリスト教の「10人の乙女たちのたとえ」にこれが似てると感じました。
 「私はツバメのヒナ、そして親鳥は神様。きちんと待っていれば、突然神様は恵みを持ってやって来る。それがいつかは分からない。恵みはきちんと待ってる人には公平に与えられる。」

 どのヒナも同じ大きさに成長していました。休みなく飛び続けるツバメの両親がどうやってヒナ達に公平に餌を分配するのかなど、ヒナの私には分からない事ばかりです。しかし私の安らぐ寝床は、私が生まれる前にすでに親ツバメによって作られていました。

** 高校生のコトバ **************************

川柳 : 名案は 事が終わって 思いつく
  (T.K.)

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