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1459. 数の力 [雑感・気づき]

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                                2年前のクリスマスミサ

 昨年12月の勤務校のクリスマスミサは、コロナ対策として通常の半分の人数で二回に分けて行われました。私は咳をする生徒が一人もいない事に気づきました。感動していたら私の喉がムズムズし始め、必死に咳を我慢しました。職員室内も同じで、この冬は風邪をひいている教員がいないのです。全国民一斉のマスクと手洗いの成果と思われます。「一人の百歩より百人の一歩」ということわざがありますが、数というのは大きな力になる事を感じました。

 実は教員間でも似たような事があります。大抵どの学校でも、夏休み後の始業式では生徒指導部長が「明日から遅刻指導週間に入るので、絶対に遅刻をしないように。」と連絡します。ところが同一基準で行うこの一斉指導が難しいのです。例えば遅刻ギリギリに別々の教室に入った二人の生徒への対応が違うと、「A先生は認めたのに、うちのB先生は…」となり、生徒の不信感を生み出します。たとえ新任教員でも、生徒への対応は同じでなければなりません。

 今、日本中が新型コロナ対策に苦しんでいますが、こちらも国民全員の同じ対応が求められています。今は「戦時下」ですから、野党も揚げ足取りではなく、「こう発信して下さい」といった具体的提案をすべきです。国民が一つにまとまれば、かつての天然痘のようにコロナウィルスもきっと撲滅できると信じています。

** 高校生のコトバ **************************

狂歌 : 間違えて 呼んでしまった 先生に 「ねぇお母さん」 超はずかしい  (つん)

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コメント 4

ぼんぼちぼちぼち

仰るとおり、今は「戦時下」だと思いやす。
内輪揉めしている場合ではなく、敵であるウィルスをどう撲滅するかに、一致団結するべきでやすよね。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-02-05 14:11) 

サボテン

ぼんぼちぼちぼち様、
 政治や宗教の話になると人それぞれ認識の差があり、ちょっとした事でもケンカの原因になるので、極力「悪口」は避けています。今はどの政党でも建設的な「プラスの提案」で政府の尻を叩き、国民はそれに従うしかないと思うのです。各政党の評価は10月の総選挙でしっかり示しましょう。
 31日のブログ写真を拝見し、見事な一枚だと感心しました。ビルの外側を鉄板が覆っているのでしょうか、よくあんな構図を発見されましたね。いつもレーダーを張りながら生活しているからこそ得られたシーンだと感じました。これからもいいお写真を載せていって下さい。
 コメントありがとうございました。
by サボテン (2021-02-05 20:37) 

らしゅえいむ

これが地球が誕生してから継続してきた自然淘汰なのかな・・
良い・悪いはわかりませんが
すべてが ふるいに掛けられているような気がします
by らしゅえいむ (2021-02-05 22:50) 

サボテン

らしゅえいむ様、
 おそらくその通りだと思います。ここしばらくは、コロナウィルスやダイオキシン、放射線など物理的な害悪に強い人ばかりでなく、森元首相のような精神的プレッシャーにもしたたかに強い人が生き残っていくのかもしれませんね。でも、私は人生とは長い魂の旅の一区間だと思っています。山あり谷ありで楽しめるものと思っていますから、トータルで見たらこれもきっと意味ある期間なのだと思います。
 コメントありがとうございました。
by サボテン (2021-02-05 23:44) 

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