1391. ボケ [雑感・気づき]
先日、私は古希(70歳)を迎えました。敬老乗車証の発行を受け、仙台市内のバスと地下鉄は運賃の1割負担で乗れるようになりました。健康保険の高齢受給者証も送られてきて、医療費も3割から2割に減ります。運転免許証の更新には高齢者講習が義務づけられ、一気に高齢者ど真ん中に引き上げられた感があります。平均寿命まであと10年。最近の記憶力の衰えは目をみはるばかりなので、皆さんのご迷惑になったら即リタイアする覚悟です。まだまだやりたい事は沢山あるのですが。
95歳の私の母は、つい四五時間前の事も忘れる程に記憶力が低下しています。様々な事が頭の中でミックスされているようで、昨日のお墓参りでは墓石の前で柏手を打っていました。自宅の仏壇では木魚を三三七拍子でたたいています。しかし何の屈託もなく、「感謝、感謝」の日々を送っているのです。私も、人生の最終コーナーはこのように明るく過ごせたらいいなあとつくづく思います。
母にとっての時間は、常に「今」しかありません。記憶のできない人生ですが、これが未来に不安のない人生につながっていると気づきました。すると、私の記憶力の衰えにも光明が差しました。「ボケるのも悪くない」と。その時のためにも、基本的な生活習慣だけは崩すまいと決意を新たにしました。
** 高校生のコトバ **************************
名言 : 「人は人」と言う母が、一番に娘を人と比べてる。 (JYP)
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古希のお誕生日おめでとうございます。
わたしと同じ年だったのですね(^-^)
東京も70歳になると医療費の負担金などいろいろ安くなります。
でもこれだけ高齢者が増えてくると、その優遇はいつまでもつのでしょうね、そのうち年金のように年齢引き上げにならないかと心配です。
by わたし (2020-09-23 19:28)
わたし様、
自分自身の時間感覚がこんなに不確かだとは思ってもいませんでした。60歳を過ぎてからの10年の何と速い事。つい3年前に定年退職したような気持ちなのです。わたし様も同じお気持じゃありませんか？今からの10年は瞬く間でしょうね。お互い貴重な身体をいたわりながら、残りの人生を味わってまいりましょう。
コメントありがとうございました。
by サボテン (2020-09-23 21:56)