SSブログ

1375. 預かりもの [宗教的感覚]

14f24ca07cf13478f1d69499226de7e8.jpg
                                    りんご

 宗教哲学者ひろさちや氏のお話です。

①小学校で、「4個のリンゴを3人で分けたら1人分はどうなりますか。」という問題が出された。もちろん答えは「1個と三分の一」。ところが、ある子供が「1個」と答えた。答案では×をもらったが、その子は「残りはお母さんにやる」と言う。「1個と三分の一」だけが正解というのは学校だけでよい。家庭では家庭の物差しで子供を測ってほしい。それは、「子供は仏様からの預かりもの」というまなざしである。

②知恵遅れの子供を持つ知人の話である。その子は三人兄弟の真ん中だが、おやつでも何でも三人揃わないと絶対に食べない。ある日ケーキが二つあった。そこでその子に一つ、兄と妹に半分ずつに分けて食べさせようとしたら食べない。気づいた母親がそのケーキを半分にして自分も食べた。すると、その子も喜んで食べた。「損得の知恵はないかもしれないが、この子には仏様の知恵がある」、そう親は感じたという。そして、「その子は、仏様の知恵を学ばせるために、仏様が遣わしたのだ」と、感謝している。

 我が家の孫にも同じ思いを抱いた事があります。眠っている父親のそばで遊んでいた4歳の孫は、突然来客が来た時、三個しかないきんつばの一つをそっとパパのそばに運んでいました。(No.973) 見ていて、私の心が温かくなりました。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : 中途半端に寝坊すると焦るが、ものすごく寝坊すると開き直る。 (キノコノヘッド)

nice!(55)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

nice! 55

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

1374. 坊主頭1376. 高齢者講習 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。