1244. 三度熱傷90% [ニュースより]
京都アニメーション前の献花台
京都アニメーションへの放火犯人青葉真司容疑者は、全身の90%以上を「三度熱傷」という、最も重い症状で大阪の病院に運ばれました。医師達も、これ程重篤な症状で救命できるとは思えませんでした。しかも、他人の遺体から提供された移植用皮膚を保管する「スキンバンク」は在庫不足。今後多数の被害者がこれを必要とする可能性がありました。
京都アニメーションへの放火犯人青葉真司容疑者は、全身の90%以上を「三度熱傷」という、最も重い症状で大阪の病院に運ばれました。医師達も、これ程重篤な症状で救命できるとは思えませんでした。しかも、他人の遺体から提供された移植用皮膚を保管する「スキンバンク」は在庫不足。今後多数の被害者がこれを必要とする可能性がありました。
そこで、スキンバンクの皮膚は使わず、初期治療は人工皮膚を使用し、その後自分の皮膚を培養した培養表皮を使うという方針が決まりました。移植を繰り返した結果奇跡的に回復したので、初めての治療例として来年学会で発表されるそうです。7月18日の事件以来四ヶ月、安定したので11月14日に京都府内の病院に移送されました。
彼は灼熱地獄と移植の痛みに苦しみ、これからは69人を死傷させた殺人罪を問う裁判に臨みます。心身ともに辛そうですが、自業自得です。しかし、そんな彼が大阪の病院を出る時、治療スタッフに「人からこんなに優しくしてもらったことは、今までなかった」と感謝の言葉を伝えたそうです。
母親に捨てられ、父親は自殺、病院で受けた治療が人生最大の優しさ…、確かに何とも気の毒な人生です。死刑になる可能性が高いとは思いますが、これからの彼がどんな言葉を発し、裁判官がどんな判決を下すか、注目していきたいと思います。
〇「やけど治療」のニュース
https://www.nikkansports.com/general/news/201911260000910.html
〇「感謝の言葉」のニュース
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/74638
https://www.nikkansports.com/general/news/201911260000910.html
〇「感謝の言葉」のニュース
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/74638
** 高校生のコトバ **************************
名言 : 同じ姿で寝ている妹と犬。 (めい)
こんばんは。
そうでしたか。そんな人生を歩んできて、犯人は絶望していたのですね。悲しいです。
自分が京都アニメーションの人達にどんなことをしたのか、この犯人は身をもって知ったのでしょう。彼の心は、変わっていくのでしょうか。裁判を見守りたいですね。
by coco030705 (2019-12-03 23:52)
coco030705さんへ、
もしかすると、私もある日彼のように自分のやってきた「業」に目覚めて、大いに後悔するかもしれないなあ、と感じました。覚醒しているのか夢の中なのかを、私達はどうやって知る事ができるでしょうか。どちらにしても、恥ずかしくない人生を歩まざるをえませんね。コメントありがとうございました。
by サボテン (2019-12-05 08:31)