1175. rすばらしい対応 [雑感・気づき]
老人ホームでの機能訓練
私の93歳の母は大分認知症が進んできました。そんな母への対応方法について、「回復期リハビリテーション男性看護師のブログ」というブログがすばらしいアドバイスを書いてくれていました。
私の93歳の母は大分認知症が進んできました。そんな母への対応方法について、「回復期リハビリテーション男性看護師のブログ」というブログがすばらしいアドバイスを書いてくれていました。
母の記憶力の衰えは日に日に進んでいます。このまま私達夫婦も歳をとっていけば、いずれ老人ホームにお願いする事になります。ブログは、ホームに入っている認知症の母親に、息子が会いに行った時、もし「家に帰りたい」と言われたらどう対処すべきか、という話でした。ごねる母親に、「自分では歩けないんだし、無理は言わないで。」と正論で説得しようとしても、双方がイライラするだけで意味がないと言います。
正しい対処法は、「忘れる事を利用する」事だそうです。内容をかいつまんで書くと、
母「帰りたい。連れてって」
子「ワハハハ、ほんまに家が好きやな。帰ったら何しようか」
母「なんもせえへん。帰るんや」
子「ほな、帰ったらみんなでご飯食べようか」
母「そうやな」
子「今日はすき焼きやし、それでええか?」
母「そうやな。ええで」
こういう会話を続けていく内に「帰る」という気持ちがどこかに行ってしまうのを待ちます。やがて当人は最初の会話が何から始まったのか忘れてしまいます。
母「帰りたい。連れてって」
子「ワハハハ、ほんまに家が好きやな。帰ったら何しようか」
母「なんもせえへん。帰るんや」
子「ほな、帰ったらみんなでご飯食べようか」
母「そうやな」
子「今日はすき焼きやし、それでええか?」
母「そうやな。ええで」
こういう会話を続けていく内に「帰る」という気持ちがどこかに行ってしまうのを待ちます。やがて当人は最初の会話が何から始まったのか忘れてしまいます。
筆者は「共感」と「笑い」が大事だと言います。私もこんな介護なら是非受けたいと感じました。詳しくは、下のアドレスをクリックしてみて下さい。
** 高校生のコトバ **************************
川柳 : やめてくれ 笑ってしまう 怒り方 (まりおRPG)
コメントありがとうございます。
93歳ですか。すばらしいですね。
私の母は今年の秋で91歳です。
一昨年秋から昨年春にかけ、食思不振で入院して半年間点滴だけ、腸管免疫がとまったことによる感染症がたえまなく起こり、骨と皮だけ、ほうっておくと1日中傾眠状態となり、日当たりの良い一人部屋まであてがわれ平穏死を勧められましたが、静脈点滴をつけたまま退院させ、少しずつ食べさせていったら、今では15年前に戻る12キロ増、杖もつかず自力歩行で何とか暮らしています。生きとし生けるもの、生きることだけ考えるとそういう回復もあるのですね。認知機能は本人負け惜しみを言いながら長谷川式で21点を割るときがありますが、往診の先生はとくに何か処方はしていません。
by いっぷく (2019-07-19 04:36)
いっぷく様、コメントありがとうございます。日本呼吸器学会の重鎮でしらっしゃる、私の気功の先生も、「人間の体で判っている事は1%もない」とおっしゃっています。良い事も悪い事も予想外の形でやってくるもんなのですね。だから私は「予想外は楽しむべきもの」と考える事に切り替えました。いっぷく様のお母様も今後ますますお元気に回復される事をお祈りしています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
by サボテン (2019-07-19 21:37)