1173. 距離感 [学校生活から]
Aさんは、入学直後から平気でBさんに「ため口」で話しかけ、Bさんの容貌や行動の細部を無遠慮にみんなの前であげつらいました。当然ですが、BさんはAさんを避けていきました。やがてほとんどの生徒がAさんを避けるようになり、気づいたらAさんは教室に入れなくなっていました。
私達は、Aさんに対してどんな対応を取るべきでしょうか。人の行動を変えさせるというのは大変な事です。「百害あって一利なし」かもしれません。あきらめますか?ここで何もせずに彼女を排除したら、結局それは「いじめ」と同じ事になります。
今は欠点が彼女の成長を阻んでいるのですから、その欠点に気づかせる事が大事です。当事者同士では角が立ってうまくいきません。そこで、Aさんが聞く耳を持っている先生に、「Aさんのためを思えば」という熱意で協力をお願いするのです。彼女が欠点を治して新たな一歩を踏み出せれば、これが誰にとっても一番なのですから。あきらめずに挑戦しましょう。
「一度でもあきらめてしまうと、それが癖になる。絶対にあきらめるな!」これはマイケル=ジョーダンの言葉です。
** 高校生のコトバ **************************
川柳 : プールの日 スッピン見せれず ズル休み (R.S.)
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