1044. 真理 [宗教的感覚]
スイスの神学者 カール・バルト (1886~1968)
「Veritas Liberabit Vos ~ 真理はあなたたちを自由にする ~ 」
私の勤務校の校訓です。最初にこれを見た時、ビビッと胸を打たれました。「仏教の四諦と同じだ!」と感じたからです。四諦とは、悟りに到る以下の四つの真理です。
①苦諦 (人生とは、自分の自由にならないものである。)
②集諦 (それを自由に変えたいと思う煩悩が苦を生む。)
③滅諦 (したがって、煩悩を消せば苦は消滅する。)
④道諦 (そのための修行法が、八正道である。)
「Veritas Liberabit Vos ~ 真理はあなたたちを自由にする ~ 」
私の勤務校の校訓です。最初にこれを見た時、ビビッと胸を打たれました。「仏教の四諦と同じだ!」と感じたからです。四諦とは、悟りに到る以下の四つの真理です。
①苦諦 (人生とは、自分の自由にならないものである。)
②集諦 (それを自由に変えたいと思う煩悩が苦を生む。)
③滅諦 (したがって、煩悩を消せば苦は消滅する。)
④道諦 (そのための修行法が、八正道である。)
まだまだ未熟な私ですが、仏教を知ってからは感情の起伏の少ない人生になった気がします。またキリスト教の「罪人の自覚」(私だっていつああなるか分からない。)を通して、大分楽に人を赦せるようになりました。そして老子・荘子の道家思想から、人や物事に価値づけしない生き方のすばらしさに気づかされました。これらの「真理」は、確かに私を身軽にしてくれています。
今日、また一つ真理を得ました。神学者カール・バルトが、講演会で一人の受講者から「あなたの思想を一言で言えばどうなるか?」と聞かれた時の話です。すると彼はニッコリ笑って、昔母の膝で聴いた讃美歌『主われを愛す』の一番を歌ったそうです。
「主われを愛す 主は強ければ われ弱くとも 恐れはあらじ」
私は弱くても大丈夫と励ましてくれます。皆さんも是非、この歌詞から元気をもらって下さい。
「主われを愛す 主は強ければ われ弱くとも 恐れはあらじ」
私は弱くても大丈夫と励ましてくれます。皆さんも是非、この歌詞から元気をもらって下さい。
〇讃美歌「主われを愛す」
https://www.youtube.com/watch?v=WqxUwDBdCvg
https://www.youtube.com/watch?v=WqxUwDBdCvg
** 高校生のコトバ **************************
名言 : 「五十歩百歩」とは「たいして変わらない」という意味だが、五十歩と百歩じゃかなり差があると思う。 (I)
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