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955. プライド [教育の話題]

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                                  アリストテレス

 世良公則、イチロー、倍賞千恵子、羽生結弦、矢沢永吉…、これらの方々は本当にかっこいいと思います。皆さん、自分に自信とプライドを持っていて、それが見ている人々の視線を惹きつけます。

 このプライドとはなかなかにやっかいなもので、例えば「僕さァ、〇〇高校だから」と、持ちすぎて人を見下せばもちろん嫌われますが、逆にこれを持てずに「どうせ私、〇〇高校ですから」といじけてもやはり人を不快にします。これは心の問題なので、どんな言葉を使うかの話ではありません。

 アリストテレスはプライドとは「虚栄と卑屈の中間にある」と言い、これら両極端の感情を退ける力を「思慮」と呼びました。「思慮」と「良い習慣」の両方が身について、はじめて中間にある「中庸」の徳が身につくと言っています。

 習慣は一朝一夕には身につきません。先の皆さんは、私達の想像をはるかに超える練習を積み重ねていて、それらが物言わぬ威光(オーラ)となって私達を圧倒するのだと思います。私も、真のプライドを身に着けられるよう、まだまだ指導に関する努力をしなければと思っています。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : あいまいな笑顔は、かえって人を傷つける。  (M.N.)

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