954. 刑務所 [ニュースより]
今回の松山刑務所大井造船作業場は、受刑者が一般職員と一緒に作業する教育刑務所で、21人の受刑者を12人の刑務官が見ています。高い塀も鉄格子もなく、受刑者は休日に地域の海岸等の清掃活動もします。作業報奨金は、一般の刑務所が月額平均4~5千円のところ1万8千円だそうです。しかしあまりの厳しさに、これまで20名の脱獄者が出ています。外的な縛りが少ない分、規則遵守等の厳しさは想像以上なのでしょう。
最近、刑の意味合いが懲罰や応報から教育へと変わりました。宮城刑務所でも、出所間近の受刑者は普通の作業着姿で塀の外の草刈りをします。初めてこれを見た時、真っ先にご近所の方々の不安を心配しました。刑務所側も、近隣の方々の理解を得る活動は活発に行っているようですが、ここに学校とは違う刑務所での人間教育の難しさを感じます。
私は、刑務官の心労を考えれば、塀はきちんと高くして絶対逃げられないようにし、内部に処遇に差を設ける施設を作って、受刑者の向上心を育てる方がいいと思っています。
〇松山刑務所大井造船作業場について
http://www.jinji.go.jp/sousai/024/ooi.html
http://www.jinji.go.jp/sousai/024/ooi.html
** 高校生のコトバ ************************
名言 : 束縛されれば反抗し、自由になれば不安になる。 (A.M.)
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