932. 出エジプト記 [宗教的感覚]
かつてエジプトでは、イスラエル人はエジプト人の奴隷でした。モーセはイスラエル人ですが、不思議な運命でエジプトの王宮で育ちました。彼はある日悪いエジプト人を殺してしまい、隣国に逃げ込みました。ところが後に、そんな彼の前にイスラエルの神が現れ、「イスラエル人をエジプトから救い出せ」と言うのです。今で言えば、脱北者に「北朝鮮の収容所から人々を救い出せ」と言うようなものです。
モーセは抵抗しましたが、最後は使命を感じて承諾します。この時、モーセ80歳。頑ななエジプト王の前で12回もの奇蹟を行い、イスラエル人を無事エジプトから脱出させました。
しかしこの間、神はモーセを殺そうとしたり(妻が助けます)、エジプト王の心をわざと頑なにさせたりと、理解に苦しむ動きをします。なぜだと思いますか?私は、この種の謎解きが面白くてなりません。私の考えは次回書きます。皆さんも、是非ミステリーを読む感覚で旧約聖書のこの部分を読んで、謎を解いてみて下さい。(出エジプト記 第1~14章)
** 高校生のコトバ **************************
名言 : 人の振り見て我が振り直せる程の人間なら、もう直す必要はない。 (H.K.)
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